巨人・岡本 主役3号2ラン “打撃投手・阿部”打ちでお目覚め

[ 2018年4月14日 05:34 ]

セ・リーグ   巨人10―2広島 ( 2018年4月13日    東京D )

<巨・広>初回1死一塁、岡本は左中間席に3号2ランを放つ
Photo By スポニチ

 初回。巨人ナインは鬱憤(うっぷん)を晴らすように得点を重ねた。主役は岡本。1点を勝ち越し、なお1死一塁。野村のカットボールを捉え、左中間へ3号2ランを運んだ。

 「周りに(いい流れで)打たせてもらった。(スタンドに)いったかなと思った」

 3本塁打、13打点はともにチームトップ。12日の早出練習では「(岡本)和真、立ってみろ」と阿部が打撃投手を務めた。約15分、100球近くを投じ、4年目の大砲の覚醒に一役買って出た。

 2死から中井も続いた。同じ左中間に1号ソロ。この日は11年目で初の中堅での先発出場。「ほとんどやったことがなかった」が、試合中に亀井らに指示を仰ぎ、打席では起用に一振りで応えた。11日に誕生した第1子の長男に贈った一発だ。

 ここ6試合で4度の先制を許していた初回。この日も1点を失ったが、5点を奪い返した。5回のマギーを合わせ今季初の1試合3発。5回の3打席目で右手甲に死球を受け途中交代した岡本は「全然大丈夫です」と頼もしい笑顔で球場を後にした。 (川手 達矢)

続きを表示

この記事のフォト

2018年4月14日のニュース