阪神打線不発…福留&鳥谷4タコ 金本監督「整っていないね」

[ 2018年4月13日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―5広島 ( 2018年4月12日    甲子園 )

ベンチで渋い表情の金本監督
Photo By スポニチ

 終わってみれば1点だけだった。阪神打線は序盤から制球に安定を欠く広島・岡田に対して初回無死満塁からのロサリオの犠飛のみ。2回以降は球威に抑え込まれる場面も目立ち、金本監督は淡々と分析した。

 「ちょっとコントロールに不安があるみたいな感じだったけど。ちょっと絞りにくさもあったかも分からんね。指に掛かったストレートと掛かっていないボールと2種類ぐらいあるし」

 頼みの両ベテランが不発だった。昨季は休養明けの18試合で打率・294、6本塁打を誇った福留は初回1死一、三塁で遊ゴロ併殺打に倒れるなど4打数無安打。7試合ぶりに先発復帰した鳥谷もタイミングが合わず4打数無安打に終わった。

 特に開幕から不調の鳥谷を金本監督は「スイングのバランス、タイミングかな。リズムとタイミング、バランス…。全てちょっと悪いというか整っていないね」と心配した。今回の3連戦ではミスに乗じて広島に勝ち越した一方、打線はまだ本来の力を発揮できていない。(巻木 周平)

続きを表示

2018年4月13日のニュース