ヤクルト 大村がプロ初安打、6打席目の快音「やっとですね」安ど

[ 2018年4月12日 23:14 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―9中日 ( 2018年4月12日    ナゴヤD )

 開幕前に育成から支配下に昇格したヤクルト2年目の大村がプロ初安打を放った。

 1―9の9回。先頭で打席に入ると、3番手・佐藤の2球目、スライダーを捉えて左翼線へ運ぶ二塁打。粘りの3点につないだ。5日の広島戦(神宮)でのプロ初打席では12球粘って価値ある四球を選んでいたが、最近は代打で登場して3三振。6打席目で待望の「H」ランプを灯して、「やっとですね」と安どの表情を見せた。

 「ずっと三振していたんですけど、積極的にいこうと思っていた。変化球が来ていたので、変化球は頭にありました」

 脳しんとう特例措置のため抹消された川端に代わって4日に初昇格。前日11日には特例措置対象選手のため川端に代わって抹消されたが、持ち味の打撃を評価され、一日で再登録されたばかりだった。

 試合中に返ってきたもようの記念球については「返ってきていたはずなんですけど…あれ」と再捜索中。それでもプロでの第一歩を記し「ちょっと肩の荷がおりたかな」と振り返った。

 敗戦の中も、2年目の26歳があすへつながる明るい材料となった。

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2018年4月12日のニュース