西武ドラ3伊藤 1軍デビューで1回2安打無失点 辻監督「見事だった]

[ 2018年4月11日 22:41 ]

パ・リーグ   西武3-6ロッテ ( 2018年4月11日    ZOZOマリン )

<ロ・西>西武5番手・伊藤
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 西武のドラフト3位ルーキー・伊藤翔投手(19)が待望の1軍デビューを果たした。3点ビハインドの8回にマウンドへ。先頭・清田に右前打を浴び、1死後には荻野の右前打で一、二塁。それでも落ち着いて後続を抑え、1回を2安打無失点だった。直球は最速で150キロをマークした。

 「少し緊張したけれど、しっかり腕を振って自分のピッチングができた。どんな場面でも腕を振れるのが強みなので」。千葉県出身で地元でデビュー。昨年は四国アイランドリーグplus・徳島でプレーし、8勝4敗、防御率2・18で優勝に貢献してMVPに輝いた。

 ルーキーながら開幕1軍入りを果たし、10試合目にしてようやく巡ってきたデビューのマウンド。辻監督も「見事だった。投げっぷりが良かったね」と絶賛した。

 ただ、12日に榎田が1軍登録即で先発するため、試合後には2軍行きが決定。土肥投手コーチは「いい投げっぷりを見せてくれたし、1年間1軍で戦力としてやってもらいたい」と話した。ファームの実戦で結果を残せば再び1軍に戻る機会は早そうで、伊藤も「頑張ります」と力を込めた。

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2018年4月11日のニュース