清宮 30日ぶり実戦復帰「楽しかった」 空振り三振も前向き「まだこれから」

[ 2018年4月10日 22:02 ]

<イースタン 西・日(1)>2回1死、空振り三振に倒れる清宮                                         
Photo By スポニチ

 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)が10日、イースタン・リーグ西武戦(メットライフドーム)に「5番・DH」で公式戦初出場した。

 3月12日に1軍の遠征先の広島で腹痛を訴えて緊急帰京。腹膜炎を患ったため、試合出場は3月11日のDeNAとのオープン戦(鎌ケ谷)以来、30日ぶりだった。吉村浩GMも状態のチェックに訪れた試合で、清宮の出番が来たのは2回1死走者なしの場面だった。「打席での感覚を大事にして入った」と西武の先発・南川に対し、初球の144キロ外角直球をスイングするも打球は三塁側へのファウルとなった。2球目はボール。3球目は127キロのスライダーにタイミングが合わずに空振り。最後はカウント2―2からの5球目、132キロのフォークに空振り三振を喫した。

 復帰初戦のため1打席限定での出場だったが、久々の試合出場に「楽しかった」と充実した表情。空振り三振に倒れた打席には「初球から手を出せたのはよかった。(変化球などの緩急への対応は)まだこれからだと思う。もちろん結果はよくなかったけどいろんなことを感じられたので、それは次につながると思う」と振り返った。

 安打は11日の同西武戦(西武第2)以降にお預けとなったが、同戦は途中出場で複数打席に立つ予定。荒木2軍監督は今後の起用法について「一気にいくことはない」と話し、段階的に出場機会を増やしていく方針を示した。

続きを表示

2018年4月10日のニュース