菅野まさかの開幕連敗　６回５失点「体が連動してくれない」

セ・リーグ   巨人０―６ヤクルト （ 2018年4月6日    神宮 ）

初回１死一、二塁、菅野が青木（左）に適時二塁打を浴びる
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　追い込まれる前に打ってくるヤクルト打線に、序盤から失点を重ねた。巨人・菅野は６回７安打５失点で今季２敗目。開幕からの２試合で白星を手にできなかったのはプロ６年目で初の屈辱だ。

　「（調子は）良くはないです。やらないといけないことが頭では分かっているが、体が連動してくれない」。初回に浴びた青木の適時二塁打、２回の山田哲の適時三塁打はいずれも０―１からの２球目。５回の山田哲のソロは初球だった。開幕戦でも阪神打線の早打ちに対し、７回５失点。斎藤投手総合コーチは「早いカウントから来るのは分かっていたけど、甘いですね」と、この日の制球の甘さを指摘する。１６年から続いたヤクルト戦の連勝も８でストップした。

　不運も重なった。５〜１０メートルの風が断続的に吹いた。初回に１点を先制され、なお１死二、三塁の場面で遊撃の坂本勇が強風に翻ろうされて落球。失策で追加点を許したが、エースは「そのあと粘れば点にはつながらなかった」と自らを責めた。　（神田　佑）