大谷、3戦連発で6点差大逆転呼んだ!四球の相手投手に観客ブーイング

[ 2018年4月7日 14:41 ]

ア・リーグ   エンゼルス13―9アスレチックス ( 2018年4月7日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>2回2死、中越えソロを放ち、ベンチに迎えられて笑顔を見せる大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が6日(日本時間7日)、本拠地でのアスレチックス戦に「8番・DH」で3試合連続スタメン出場。2回の第1打席で3戦連発となる3号ソロを放つなど2打点の活躍で、最大6点差を逆転する劇的な勝利に貢献した。チームは13―9で乱打戦を制し、3連勝。

 0―6と6点ビハインドの2回2死走者なしの場面。この日第1打席を迎えた大谷は、アスレチックスの先発右腕のダニエル・ゴセットの2ボールからの3球目、94マイル(151キロ)の速球を捉えると中越えへソロ本塁打を叩きこんだ。打球速度は112マイル(約180・2キロ)、飛距離は449フィート(約136・9メートル)、高さ100フィート(約30・5メートル)だった。

 3日には、本拠地初打席で1号3ランを放つなど3安打の活躍。続く4日には14、17年のサイ・ヤング賞右腕コリー・クルバーから値千金の一発を放っており、これで3試合連続の本塁打となった。

 大谷の一発で息を吹き返したエンゼルスは4回に4連打などで4得点。5―6と一気に1点差まで詰め寄った。その後、両チーム点を取り合う展開となったが、7―9の7回、エンゼルスは敵失で同点に追いつくと、さらに3番・アップトンが右中間へ勝ち越しの決勝3ラン。ついに最大6点差からの大逆転に成功した。

 球場の雰囲気を変える一発を放った大谷が打席に立つたびに、地元の観客からは大歓声。第2打席は中飛に倒れたが、5回1死満塁で迎えた第3打席ではストレートの押し出し四球を選んで、この日2打点目。得点となったが、大谷のバッティング見たさに観客からはストライクが1球も入らなかった相手投手に大ブーイングが起きた。第4打席は痛烈な当たりの一ゴロ、第5打席は三振だった。

 大谷はこれで打者として4試合に出場し18打数7安打で打率・389。3本塁打で7打点を記録している。8日(同9日午前5時7分開始)の同戦には投手として今季2度目の先発で本拠地初登板に臨む。

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