マー君、7回途中3失点で今季初黒星 痛恨逆転2ラン被弾「ミスが命取り」

[ 2018年4月6日 10:57 ]

ア・リーグ   ヤンキース2―5オリオールズ ( 2018年4月5日    ニューヨーク )

7回途中、オリオールズに逆転を許し降板するヤンキース・田中
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 ヤンキースの田中将大投手(29)が5日(日本時間6日)、ニューヨークで行われたオリオールズ戦に先発した。6回まで無失点投球を見せたが、1点リードの7回無死一塁から逆転2点本塁打を浴びるなどして降板。6回1/3を投げて6安打3失点7奪三振で今季初黒星を喫した。

 田中は立ち上がりの初回、いきなり1番マンシーニに中前打された。2番マチャドを空振り三振、続くスクープを二飛に打ち取ったが、ジョーンズに左翼線二塁打。一塁走者マンシーニが本塁を狙い、クロスプレーの当初の判定はセーフだったが、この判定に対するヤンキースのチャレンジが成功、無失点で切り抜けた。

 2回1死からはベッカム、ラスマスを連続三振。4回はスクープ、ジョーンズを連続三振に仕留めるなど3者凡退。5、6回も3者凡退に抑えた。しかし、1点のリードをもらった直後の7回無死一塁からジョーンズに逆転の左越え2点本塁打を被弾。1死からベッカムに右前打されたところで降板した。6回1/3、93球を投げて6安打3失点7奪三振だった。

 ヤンキース打線は3回、先頭のウェードが二塁打したが、1死三塁から1番ガードナー、2番ジャッジが凡退。6回2死からジャッジの右越え本塁打で先制したが、7回に田中ら投手陣が捕まり大量5点を失って逆転負けした。

 ▼田中の話 点を取ってもらった直後の最悪のタイミングでミスが命取りになった。結果的に自分の首、チームの首を絞めてしまった。前回登板より良くなっている手応えは感じている。

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