ＤｅＮＡドラ１東　初先発も無援初黒星「楽しんで」９Ｋ７回１失点好投

セ・リーグ   ＤｅＮＡ０―２阪神 （ 2018年4月5日    横浜 ）

＜Ｄ・神＞ＤｅＮＡ先発の東は７回１失点の好投を見せたが…
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　ＤｅＮＡのドラフト１位左腕・東がプロ初先発で７回１失点と好投したが、打線の援護がなくプロ初黒星を喫した。「思ったよりも緊張しなかった。楽しんで投げられた」。初回の先頭・高山は、この日最速となる１５０キロ直球で空振り三振。チェンジアップ、カーブ、スライダーを織り交ぜながら７回までに９三振を奪った。

　０―０の４回１死一塁から福留に甘いカーブを右越えに運ばれると、続く大山の犠飛で唯一の失点を許した。「失投が失点につながった。１球の重みを実感した」と反省したが「直球で空振りがとれたし、変化球を低めに集められた」と収穫も口にした。デビュー戦でメッセンジャーと堂々たる投げ合いを演じた新人を、ラミレス監督は「期待以上の素晴らしい投球だった」と絶賛。プロ初勝利はお預けも、期待の新星が光を放った。　（重光　晋太郎）