ツインズ内野手 オリオールズのバント安打に不満顔「不文律を教えてもらえ」

[ 2018年4月2日 12:52 ]

ツインズのブライアン・ドジャー内野手 (AP)
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 野球界の不文律に試合が大差の状況で盗塁しないというものがあるが、次の状況でのバント安打についても禁忌とされていることが暗黙の了解のようだ。

 これは1日に行われたオリオールズ―ツインズ戦での出来事。オリオールズは0―7とビハインドの9回、1死走者なしの場面で打席にはチャンス・シスコ捕手(23)。左打者のシスコに対して、ツインズは三遊間に1人、一、二塁間に3人という守備シフトを敷いた。三遊間の1人は遊撃手の定位置あたりにポジション。そして、シスコは三塁線へのセーフティーバントを決めた。

 大差の場面で盗塁しても記録としてカウントされないケースがあるが、このセーフティーバントに関しては、シスコの安打として記録された。ただ、ツインズ側は面白くない。二塁を守っていたブライアン・ドジャー内野手(30)は試合後にこう語っている。

 「あれには納得していないね。ただ、彼はまだ若いからな。二塁へ進塁してきた時に自分が何か言うこともできたが、オリオールズはベテラン選手が多いから、ちゃんと教えてもらえるはずさ。そうやってしてはいけないことを学ぶのさ」。

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2018年4月2日のニュース