【中畑清氏・視点】巨人・岡本 覚醒時のインパクトは筒香以上…「絶好調」じゃんじゃん使って!

[ 2018年4月2日 11:20 ]

セ・リーグ   巨人3―2阪神 ( 2018年4月1日    東京D )

<巨・神>4回1死二、三塁、岡本は逆転3ランを放つ
Photo By スポニチ

 内角高め真っすぐ。見逃せばボールだよ。前日のフォークに続いて、初球をひと振りで決めた3ラン。巨人・岡本は相手の配球が自然にイメージできているような気がする。そうじゃないと2本とも初球から手を出す球じゃないもん。覚醒時のインパクトは筒香以上だね。

 打球の軌道もいい。本人は外野フライと思ったらしいけど、打球に逆スピンがかかっているから、高く上がってなかなか落ちてこない。これぞホームラン打者の打球。田淵幸一さんの放物線を思い出したよ。3ランのあとは2打席連続見逃し三振だったけど、気にする必要ない。何でも手を出していると形を崩すからね。

 試合前、通路で出くわして「手応えはどう?」って聞いたら、とぼけた顔して「絶好調です」だって。「勝手に使うんじゃないよ」と返したけど、撤回します。ガンガン打って、じゃんじゃん使って!(スポニチ本紙評論家)

続きを表示

この記事のフォト

2018年4月2日のニュース