三重 49年ぶり4強 星稜と乱打戦も14―9振り切った

[ 2018年4月2日 05:30 ]

第90回選抜高校野球大会第10日・準々決勝   三重14―9星稜 ( 2018年4月1日    甲子園 )

<星稜・三重>9回無死一、三塁、三重・曲が中前に決勝適時打を放つ。投手・奥川
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 三重が星稜との乱打戦を制した。15安打14得点で優勝した1969年以来、49年ぶりの4強進出。本塁打を含む3安打4打点と打線をけん引した1番・梶田は「点を取られても取り返せる自信があった」と胸を張った。

 主導権は渡さなかった。2回に梶田の公式戦初本塁打となる右越え2ランなどで3点先制。8回に同点とされたが追い越される局面は一度もなかった。9回に勝ち越した5得点も梶田の失策での出塁が起点で「イケイケ、押せ押せでいい感じでした」と振り返った。

 準決勝の相手は14年夏の決勝で敗れた大阪桐蔭。9回に中前へ決勝適時打を放った曲(まがり)は「先輩たちの雪辱を果たしたい」と意気込んだ。 (桜井 克也)

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2018年4月2日のニュース