イチロー復帰後初安打!本塁打阻止の美技は「言うほど難しいプレーじゃない」

[ 2018年4月1日 09:12 ]

ア・リーグ   マリナーズ5―6インディアンス ( 2018年3月31日    シアトル )

インディアンス戦の3回、ラミレスの左翼への大飛球を好捕するマリナーズのイチロー
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 マリナーズのイチロー外野手(44)は3月31日(日本時間4月1日)、シアトルでのインディアンス戦に「9番・左翼」で出場し、4打数2安打1得点。マリナーズ復帰後2試合目で今季初安打を記録した。チームは5―6で敗れた。

 イチローは1―4の3回1死、右腕カラスコの初球を打つと快足を飛ばして二塁内野安打。続くゴードンの中前打で三塁へ進み、セグラの適時打で生還した。マリナーズはこの回、イチローからの4連打で2点を挙げ、3―4と1点差に迫った。

 5回は右飛に倒れたが、5―6の7回2死から右前打を放った。9回は2死から三ゴロだった。

 守備では3回、先頭のラミレスが放った大飛球をジャンプしてフェンスに激突しながらキャッチ。あわや本塁打の打球を好捕する美技に、地元セーフコ・フィールドのファンからスタンディングオベーションを浴びた。

 ▼イチローの話(3回は)言うほど難しいプレーじゃない。(シーズンの)早い段階であの打球を打ってくれたのは助かりましたね。守備も(周囲に与える)印象がある。(今季初安打は)この1本があるかどうか、ずっと分からないままこの冬を過ごしてきた。その意味で僕にとって重い1本になりましたね。

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