イチロー 古巣復帰戦は2打数無安打 5年ぶり開幕スタメン

[ 2018年3月30日 13:25 ]

ア・リーグ   マリナーズ2―1インディアンス ( 2018年3月29日    シアトル )

第1打席は一ゴロだったイチロー(AP)
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 大リーグは29日(日本時間30日)、レギュラーシーズンが開幕。6年ぶりに古巣のマリナーズに復帰したイチロー外野手(44)はインディアンス戦に「9番・左翼」でスタメン出場し、2打数無安打だった。8回の守備から退いた。試合はマリナーズが2―1で勝った。

 3回、先頭打者として迎えた第1打席。名前がアナウンスされる前から「イチロー・コール」が響きわたった。ほぼ満員の観衆が総立ちになる中、速球派右腕クルバーのカットボールを打って出たが、一ゴロ。2死二塁の好機で迎えた第2打席は空振り三振だった。

 今季は契約が遅れて16日遅れてキャンプインし、右ふくらはぎの張り、頭部死球など調整が遅れていた。それでも首脳陣が開幕スタメンでの起用を決断。イチローも「気持ちに応えたい」と話していた。現役最年長野手の開幕スタメンはヤンキース時代の13年以来5年ぶり。44歳5カ月は日米を通じ、98年落合博満(日本ハム)の44歳3カ月を抜いて日本選手最高齢となった。

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