創成館、延長サヨナラ弾で初の8強進出!準々決勝「智弁対決」阻んだ

[ 2018年3月30日 16:03 ]

第90回選抜高校野球大会第8日・3回戦   創成館2―1智弁学園 ( 2018年3月30日    甲子園 )

<創成館・智弁学園>10回2死、創成館・松山は中越えにサヨナラ本塁打を放つ
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 第90回選抜高校野球大会第8日は30日、甲子園球場で3回戦が行われ、第3試合は創成館(長崎)が2―1で智弁学園(奈良)に延長サヨナラ勝ち。初のベスト8進出を決めた。1―1で迎えた10回に3番・松山がソロ本塁打を放った。

 創成館は3回に1点先制を許して追う展開に。5回に1死満塁の好機を迎えたが2番・藤が一飛、3番・松山が一ゴロに倒れ得点ならず。

 その後はこう着状態となったが、9回に先頭の4番・深見が左安打で出塁。5番・野口の左安打で好機を広げる。6番・鳥飼の犠打で塁を進めると、7番・平松の打球を智弁学園の中堅・左向が落球。同点に追いついた。さらにサヨナラのチャンスが続いたが、1死満塁で代打・埜川が遊併に終わり、今大会初の延長戦に突入した。

 そして迎えた10回、ここまで無安打の松山がバックスクリーンに運ぶサヨナラ本塁打。劇的な幕切れとなった。

 智弁学園は3回に先制したが、追加点が奪えず逆転負けを喫した。この日の第2試合では、智弁和歌山が国学院栃木に快勝し8強進出。準々決勝で「智弁対決」実現が注目されたが、02年以来の対決は叶わなかった。

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