智弁和歌山 序盤猛攻で7年ぶり8強!高嶋監督は甲子園66勝

[ 2018年3月30日 13:18 ]

第90回選抜高校野球大会第8日・3回戦   智弁和歌山7―4国学院栃木 ( 2018年3月30日    甲子園 )

<智弁和歌山・国学院栃木>初回無死、先制の2点適時三塁打を放った智弁和歌山・林(手前左)に拍手をする高嶋監督(右)
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 第90回選抜高校野球大会第8日は30日、甲子園球場で3回戦が行われ、第2試合は智弁和歌山(和歌山)が7―4で国学院栃木(栃木)に快勝し、2011年以来7年ぶりのベスト8進出を決めた。高嶋仁監督(71)は甲子園最多の勝利数を66に伸ばした。

 智弁和歌山は初回、先頭の神先の中前打から無死一、二塁の好機をつくり、3番・林が左翼フェンス直撃の適時三塁打を放って2点を先制。なお1死一、三塁で黒川の一ゴロの間に相手の送球エラーでさらに2点を奪い、4―0とリードを広げた。

 2回に神先、西川の連打で加点すると、3回には1死二、三塁から神先の三塁強襲内野安打でさらに1点を追加。序盤の3回までに計8安打で6点を挙げる猛攻で試合を決めた。終わってみれば毎回の14安打7得点で、1番・神先は4安打で貢献した。

 初戦を体調不良で欠場した先発のエース平田は7安打4失点で完投。3回まで三者凡退と上々の立ち上がりを見せると、6回には連続死球から1死満塁のピンチを招くも3、4番の島田、大栗を連続三振斬り。8回に3安打を打たれて3点を失ったが、9回116球を投げ抜いた。

 3投手の継投で2試合を勝ち抜いてきた国学院栃木だったが、この日は先発の水沢が2回6安打5失点と崩れ、2番手の渡辺も追加点を献上。打線は8回に毛塚の2点三塁打などで3点を挙げて反撃したが届かなかった。

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