日大三19年ぶり零敗 小倉監督はエース投入遅れ猛省

[ 2018年3月30日 05:30 ]

第90回選抜高校野球大会2回戦   日大三0―8三重 ( 2018年3月29日    甲子園 )

一礼して引き揚げる日大三・小倉監督
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 自慢の強力打線が沈黙し、日大三(東京)が99年水戸商との2回戦(0―3)以来、19年ぶりの零敗を喫した。小倉全由監督は「5回までに点を取れない打線じゃ駄目だね。変化球が打てなかった」とさばさばと話した。

 0―0の6回には先発の147キロ右腕・井上が直球で連続長打を浴びるなど3失点。144キロを計測した背番号11の2年生は「自分の直球はまだまだ。狙っても打てない真っすぐを夏に向けて磨きたい」と話した。

 7回には救援陣が集中打を浴びて5失点。小倉監督は中堅で先発したエース・中村を6回からマウンドに上げなかったことを悔やみ「選手起用を間違えた。井上5回、中村4回でいいのに、監督が迷っているようじゃ駄目」と反省しきりだった。(渡辺 剛太)

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2018年3月30日のニュース