イチ、仰木監督との秘話語る シアトル通勤は「最高っす」

[ 2018年3月30日 05:30 ]

マリナーズのイチロー
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 【イチローに聞く】

 ――仰木監督を思い出す、とは。

 「春の早い段階で福岡でチームが負けて、帰りのバスの中は空気が真っ暗。僕も頭を下げていたら、監督が“何を下を向いているんだ!ヒット1本、二塁打打って、お前はそれでいいんだ”って」

 ――その理由は。

 「“勝ち負けは俺が責任取るから、選手は自分のやることをちゃんとやれ”と。その時に、この人のために頑張りたいと思った。レギュラー1年目、これからという選手に対して、なかなか言えることじゃないですよね。それで凄く心が動いた記憶が鮮明にある」

 ――シアトルの通勤はどうか。

 「今日、球場に来る間は最高でした。自分の家から通うのはこんなに気持ちいいものだったのかと。当たり前にあるもの、本当に最高っす」

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2018年3月30日のニュース