【田淵幸一氏 セ順位予想】戦力底上げ阪神、DeNA、巨人+広島の“4強”

[ 2018年3月28日 10:10 ]

スポニチ本紙評論家セ・リーグ順位予想

阪神のロサリオ
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 戦国「混セ」が幕を開ける。30日のセ・パ同時開幕まであと2日。スポニチ評論家陣によるセ・リーグ展望では、優勝予想が広島3人、DeNA3人、巨人2人、阪神1人と4球団に割れた。広島の3連覇か、それとも他5球団が阻止するのか。群雄割拠の熱いシーズンになりそうだ。

 【順位予想】1位・阪神、2位・広島、3位・DeNA、4位・巨人、5位・中日、6位・ヤクルト

 昨季もチーム防御率がリーグ1位(3・29)だった阪神の投手陣は強力だ。特に中継ぎ陣は5人が60試合以上に登板。勝ちパターンの継投に乗って、能見、藤浪、岩貞がそれぞれ10勝前後できるかがポイントになる。

 ロサリオが4番に座ることで核ができ、打線も組みやすくなった。昨季、広島を上回れなかった得点力の差。新助っ人には打率・290〜・300、35本塁打、100打点以上を期待したい。捕手は梅野が成長したが、昨季は打率・206。これを・240〜・250に上げれば、得点パターンはさらに増える。

 広島は強力打線だけでなく、走攻守のバランスもいい。DeNAは大和が加入し、昨季同様に、ラミレス監督は固定オーダーで戦えるのが強みだ。そのDeNAと2ゲーム差で昨季はCS進出を逃した巨人には、4番としてゲレーロが加入。昨季の得点圏打率・258を改善できるか。中日、ヤクルトは駒が少なく、苦しい戦いになりそうだ。

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