大阪桐蔭唯一の九州男児 柿木 聖地で17回2/3を自責点0

[ 2018年3月27日 08:55 ]

第90回選抜高校野球大会2回戦   大阪桐蔭14―2伊万里 ( 2018年3月26日    甲子園 )

6回無失点の大阪桐蔭・柿木
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 燃えた。最速148キロを誇る大阪桐蔭のエース柿木蓮投手(3年)は、故郷の佐賀からやって来た伊万里を6回2安打無失点に抑え込んだ。毎回の10三振を奪い、昨年から続く甲子園での自責点0を17回2/3まで伸ばした。

 「打者に向かっていくという面では良かったと思います。押していくのが自分の投球スタイルです」

 大阪桐蔭唯一の九州男児。対戦が決まってから先発を熱望していた。「佐賀は自分の雑草魂と泥臭さを育ててくれた場所です」。最速144キロを計測した自慢の直球で押しに押しまくった。

 常に視界に入った三塁側アルプス。「少し複雑な思いでした。でも相手が地元だし、負けたくないという気持ちも強かったです」。恩返しの気持ちも込め、力の限り腕を振った。

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2018年3月27日のニュース