静岡　練習試合で大勝　エース右腕・春も順調仕上がり

＜太成学院大高・静岡＞先発して５回６安打３失点でまとめたエース春
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　静岡ナインは甲子園公開練習から一夜明けた１９日、太成学院大高と練習試合を行い、１０―４、２３―３といずれも大勝。対外試合解禁後は６戦全勝で、駒大苫小牧（北海道）との初戦（２４日）へさらに勢いを増している。

　中盤までに決着を付けたレギュラー戦の第１試合では、エース右腕・春が順調な仕上がりぶりだ。先発して５回を６安打３失点。打たれた安打は全て２死からで、５回に喫した３ランは「打たれたのはインコースのスライダー。コースは良かったんですが、高さが甘かった」と反省も「ストライク率は６０％を超えるし、流れもつくれた。良い点、悪い点が出たことが収穫です」と表情は明るい。昨秋公式戦の与四死球率１・７３は今大会３位。「僕の特長ですから」という言葉を実証するように、練習試合２試合１０イニングを投げて無四球続行中だ。