星野氏献花台に400人長蛇の列 観衆3万2165人

[ 2018年3月11日 05:30 ]

オープン戦   阪神2―2中日 ( 2018年3月10日    甲子園 )

<神・中>星野仙一さんの献花台に手を合わせるファン
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 星野仙一氏の追悼試合には実数発表になった05年以降のオープン戦では2番目に多い3万2165人の観衆が詰めかけた。球場外周の一、三塁側には2カ所の献花台を設置。一塁側の献花台前には開場時に約400人の列ができ、涙を流して故人をしのぶファンがいた。

 尼崎市在住の自営業・森口浩三さんは「阪神におられたのはだいぶ前やけど、今でも鮮明に覚えている。チームを変えてくれた人」と77番のユニホーム姿で駆けつけ、西宮市在住の会社員・林若菜さんは「チケットは持っていないのですが、これだけのために来ました」と花をささげた。開場された午前9時から午後3時までに一、三塁側合計1万6913人が献花した。

 試合前には大型ビジョンに監督当時の映像が流れ、03年の胴上げなどの勇姿をプレーバック。球団旗や連盟旗は半旗となり、両軍と来場者の全員が黙とうをささげた。献花台は11日も設置される。

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2018年3月11日のニュース