村田修一 チーム練習に初参加「彼らを見て、また頑張りたいと思いました」

[ 2018年3月10日 19:41 ]

打撃練習する村田
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 独立リーグ、ルートインBCリーグの栃木が10日、栃木県小山市の小山ベースボールビレッジでキャンプインし、前巨人の村田修一内野手(37)もチーム練習に初めて参加した。

 若手に混じりキャッチボール、打撃練習、体幹トレ、ランニングメニューと約5時間みっちり汗を流した。「新しいチームで野球ができる喜びを感じて練習できました。本当に若いチームたし、明るく楽しい雰囲気。彼らを見て、また頑張りたいと思いました」と笑顔だった。

 打撃練習では尽誠学園3年時に主将・4番で甲子園に出場した三塁手の松井永吉とコンビを組んだ。ティー打撃では話し込み、身振り手振りで助言を送る場面もあった。

 「コーチという立場ではないが、聞かれたことには答えます。ここからNPBに行く選手が一人でも多く出てほしいし、僕も一緒に目指していけるように」と村田。

 内角のさばき方や外角球へのヘッドの立て方など。巨人時代同僚だった坂本や阿部の考え方も事例に教えられたという松井は「テレビで見ていた人で、まさか一緒にティー打撃できると思っていなかった。いかついイメージというかオーラがあるので、話したいけど無理かなと思ってましたが、村田さんから笑顔で話しかけていただきうれしかったです」と感激しきりだった。

 西武、ソフトバンクなどで外野手として17年間プレーした宮地克彦ヘッドコーチは「本物中の本物が来てくれた。彼と話すだけでもプラスだし、一緒にプレーできるなんて夢のような話。この機会は最大限生かしたい」と加入による村田効果を説いた。

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2018年3月10日のニュース