東海大相模 エース斎藤 骨折から復帰 指揮官「大きな収穫」

[ 2018年3月10日 18:11 ]

2回を無安打無失点に抑えた東海大相模・斎藤
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 23日に開幕する第90回記念選抜高校野球大会で7年ぶりの優勝を狙う東海大相模(神奈川)が10日、相模原市の同校で山梨学院と今年最初の練習試合を行った。

 ?0―1で敗れたが、8回から救援したエース・斎藤が自己最速にあと1キロの141キロをマークし、2回2奪三振の完全投球を見せた。昨年9月の神奈川県大会決勝で右手首に死球を受けて骨折し、手術を受けて関東大会は欠場。約半年ぶりの対外試合となった右腕は「いまの全力を出した。ホッとしている。楽しかった」と笑みをこぼした。昨秋は7試合39回2/3を投げ防御率0.・00。門馬敬治監督は「斎藤が投げられたのは大きな収穫。ゼロに抑えた」と評価した。

 打線は高校通算44本塁打のスラッガー森下が4打数無安打1三振に倒れるなど、山梨学院の左腕3投手の前に3安打8三振で零敗。指揮官は「甲子園を意識して無理をしている。力が入っている。どうしても結果を出したくて欲が出てくる。それ(欲)をオープン戦で消していければいい」と話した。

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2018年3月10日のニュース