由伸監督、上原加入「不思議な感じ」カミマシと“方程式”期待

[ 2018年3月10日 05:30 ]

ファンの声援に応える高橋監督
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 上原の思いに反応するように、巨人・高橋監督も加入を歓迎した。オリックスとのオープン戦後、「僕は同級生(同学年)ですけど、まだまだできると思う。期待してます。また同じユニホームを着られるのは何か縁を感じるような、不思議な感じ…」と表情を崩した。

 上原の日本球界復帰は10年ぶり。NPB球への順応など課題は残すが指揮官は「(開幕には間に合う)と思っています。本人は現役を目指して調整してきたのでしょうから。実戦感覚以外はそれなりに整っているのかな」と開幕メンバー入りに大きく期待する。

 9年間で95セーブを挙げたメジャー時代と同じ、リリーフでの起用を思い描く。斎藤投手総合コーチは「マシソン、カミネロも順調。その前(7回)とか、間(8回)に挟んでもいいかなと思っている」と勝利の方程式の一角として7、8回を託す案を披露した。

 「チームに貢献してほしい。彼の全てをこの一年、出してくれればいいなと思います」と指揮官。実績十分な右腕を加え、V奪回への準備を整えていく。 (川手 達矢)

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2018年3月10日のニュース