阪神ロサリオ、テーマ曲決めた ラテンのリズムで爆発へ

[ 2018年3月9日 05:30 ]

阪神・ロサリオ
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 阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29=韓国・ハンファ)が、甲子園で打席に立つ際に流れる入場テーマ曲を決めた。ドミニカ共和国出身のエル・プロディジオ氏(El Prodigio)が歌う「De mi cabeza a los pies」という曲で、直訳すると「頭のてっぺんからつま先まで、全てであなたを愛している」という心温まる曲だ。

 ゆったりとしたラテンのリズムに、トロもとろけるような甘い声が特長の一曲。ロサリオは選曲理由について「(好きなのは)この曲のテンポ。愛する人に愛を伝えられる曲だから」と明かした。打席まで軽やかに進めそうな曲調で、本拠地での爆発を助けてくれるかもしれない。

 2月の沖縄での実戦では、6試合で12打数8安打の打率・667、10打点に加えて3戦連発という暴れっぷりを見せたが、3月のオープン戦は3試合で6打数1安打と小休止中だ。ただ、7日のDeNA戦で2四球を選ぶなど着実に準備を進めており、「日本のストライクゾーンはしっかりしていて、いいかと思う。きょうは良い内容がおくれた」とキッパリ。今後は「どんどん振っていきたい」と開幕までの調整プランを明かすなど復調に自信を見せている。

 金本監督はすでに開幕4番を任せる一存で、これまでに「少々打てない時期があっても、我慢して使おうという気にさせてくれる」と実力を認めている。甲子園の浜風をいかせる右の長距離砲だけに、V奪還には必要不可欠なキーマン。曲が流れる度に、優勝へと近づきそうだ。

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