阪神・メッセがブルペン投球再開 金村コーチ驚き「こんなに投げられるとは」

[ 2018年3月4日 12:36 ]

キャッチボールをするメッセンジャー
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 右肩の張りで調整ペースを落としていた阪神のメッセンジャーが4日、甲子園での残留練習に参加しブルペン投球を再開した。

 直球だけでなく、変化球もすべて解禁するなど51球を投げ「マウンドに戻ってこられてすごく良い気分だ。実戦のマウンドに戻るまで待ち切れない」と明るい表情。金村投手コーチも「びっくりした。様子見程度かなと思っていたけど、こんなに投げられるとは」と想像以上の回復ぶりに驚嘆していた。

 今春初の実戦だった2月21日の韓国・KIA戦(宜野座)登板後は、本格的な投球を行ってこず、同月26日から2日間は故障知らずの助っ人にしては異例と言えるノースロー調整も余儀なくされた。状態が心配されたものの、キャンプ打ち上げとなった28日にはキャッチボールを再開し、この日の投球練習までこぎつけた。

 すでに内定している巨人との開幕戦(3月30日)へ向けても視界は良好。一夜明けた5日の状態に問題なければ、もう一度ブルペン入りし、9日の中日戦(甲子園)で実戦復帰するプランも現実味を帯びてきた。

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2018年3月4日のニュース