巨人・菅野4回零封 好リードの田中貴に「面白いキャッチャー」

[ 2018年3月4日 05:55 ]

オープン戦   巨人6―5ヤクルト ( 2018年3月3日    東京D )

4回2死満塁のピンチに雄平を遊ゴロに仕留めた菅野(右奥)は捕手・田中貴と喜び合う
Photo By スポニチ

 2年ぶり4度目の開幕投手を務める巨人・菅野が、完璧な仕上がりを見せた。今季2度目の実戦登板で4回3安打無失点。「0点に抑えることを考えていた」とチームの対外試合初勝利に貢献した。

 2回。先頭の青木を初球シンカーで二飛に抑えた。昨年支配下登録された田中貴と初コンビ。2月21日の練習試合で青木にシンカーを打たれていたが、初球から要求され「面白いキャッチャーだと思った」と目を細めた。

 試合前から「今日は任せる」と一任。4回1死一、三塁のピンチでは、たまらず首を振ったが「プロに入って4回途中まで首を振らなかったのは初めてだと思う」と振り返った。開幕を見据え、次回以降は長い回を投げていく。最後の調整登板で順調さをアピールするだけでなく、若手の教育係もこなした。 (川手 達矢)

続きを表示

2018年3月4日のニュース