マエケン改良チェンジアップ手応え 2回零封「しっかり投げられた」

[ 2018年3月1日 05:30 ]

オープン戦   ドジャース4―4レンジャーズ ( 2018年2月27日    グレンデール )

レンジャーズとのオープン戦に先発し、2回を無安打無失点のドジャース・前田
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 2回2死。カウント2―2からの7球目、ドジャースの前田は改良中のチェンジアップでバットに空を切らせた。27日(日本時間28日)、レンジャーズとのオープン戦初登板で2回を無安打無失点、1四球。「試合感覚を取り戻すのが一番の目的。しっかり投げられてよかった」と話した。

 上々の31球にも満足はない。チェンジアップは「(三振の)あの球はそんなに良くはなかった。その前(初球)にスイングしかけた球が一番良かった」と冷静に分析する。昨年のポストシーズンでは救援で好投したが、今季は先発に戻る予定。デーブ・ロバーツ監督からは「積極的にストライクゾーンを攻める投球が見られてよかった」と称えられた。

 初回2死からは昨季途中、ダルビッシュのトレードでレ軍に移籍したカルフーンと対戦し、スライダーで二ゴロに。「仲良くしていたのに、いなくなって寂しかった。対戦できてうれしかった」。メジャー3年目の余裕と充実感を漂わせた。 (奥田秀樹通信員)

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2018年3月1日のニュース