阪神・ドラ1馬場、ローテ争い残った 紅白戦1回1失点も光った変化球

[ 2018年2月28日 05:38 ]

紅白戦で1イニングを投げ1失点の阪神・馬場
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 ドラフト1位・馬場(仙台大)がキャンプ終了後の1軍同行を決めた。今春2度目の実戦として紅白戦に登板して1回を1安打1失点ながら2奪三振。1、2軍の当落線上にいるとみられていた中、金本監督から「もう少し試していって。競争になるでしょう、そこら辺は。野手と一緒で」と先発候補として残ることを明言された。

 北條、植田から得意のカットボールで三振を奪うなど27球のうち約3分の2が変化球。縦横のスライダーやフォークなどで持ち味を発揮し、文字通り最後の最後で生き残った。

 「前回1イニングを投げきれなかったので。(今日は)変化球から入って、なるべく低め低めに集めるという最低限のことをやろうと」

 実戦デビューだった21日の韓国・KIAとの練習試合は1/3回で6安打4失点。最速143キロだった直球も148キロまで上がり、上昇の気配を漂わせた。「自分の得意球をどういうふうに使っていくかを考えていかないと…」と3月のオープン戦をにらんだ。

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2018年2月28日のニュース