ティム・リンスカム レンジャーズと契約合意 クローザー転向の可能性も

[ 2018年2月28日 09:03 ]

ティム・リンスカム投手 (AP)
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 メジャー通算110勝を挙げ、現在はフリーエージェントとなっているティム・リンスカム投手(33)が、レンジャーズとの1年契約に合意した。ESPN(電子版)など米国の複数メディアが27日に報じた。

 右腕のリンスカムは2007年から9年間在籍したジャイアンツで投手陣の柱として活躍。最多奪三振3回、サイ・ヤング賞2回など輝かしい実績を残した。しかし、エンゼルスへ移籍した16年は2勝止まりとここ数年は低迷。昨季はどの球団とも契約を結ぶことができなかった。

 それでも、今月にスカウトなどメジャー関係者を招いて行われた公開練習で見事なパフォーマンスを披露。16年には140キロ程度にまで低下していたストレートの球速が、スカウトの話によると140キロ台後半にまで戻っていたという。

 正式契約となれば2年ぶりのメジャー復帰。先発投手として実績を積み重ねてきたが、救援投手として新たなキャリアを築くことも考えられそう。ヤフー・スポーツのジェフ・パッサン記者は自身のツイッターで、レンジャーズがリンスカムをクローザーとして起用する可能性もあるとレポートしている。

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