中日・松坂 338日ぶり実戦登板へ 金本監督からもエール

[ 2018年2月26日 05:30 ]

松坂の投げたボールに反応する「岩瀬犬」
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 中日の松坂大輔投手(37)が26日の韓国・ハンファとの練習試合で実戦デビューすることが25日、分かった。

 登板は2番手で1イニングを予定。昨年3月25日の広島とのオープン戦以来338日ぶりの実戦で、球団関係者によると「沖縄で一度、投げておきたい」と打者と対峙する感触をつかむのが目的だ。

 松坂はこの日、ブルペンで約20球と軽めの調整。本来は阪神とのオープン戦中の午後に静かにブルペンで投球練習を行う予定だったが、1回裏に早々と雨天中止となったため、両軍の投手陣が続々とブルペンへ移動し投げ込みを開始。「本当はもっと長く投げたかったけど、皆来ちゃったのでユニホームを着ていない僕が投げるのは気まずい」とTシャツ姿のベテラン右腕は早めに切り上げた。

 21日には初の打撃投手を務め最速141キロを記録するなど、プロ20年目のキャンプは順調に進んでいる。26日の実戦初登板で故障していた右肩など体調に問題がなければ、次戦は本拠地・ナゴヤドームで行われる3月3、4日の楽天戦になる見込みだ。

 現役時代「鉄人」と呼ばれた金本監督からのエールに「マウンドに僕が立てるようにしたい。その思いだけです」と改めて復活を誓った。いよいよ平成の怪物がマウンドに帰ってくる。

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2018年2月26日のニュース