オリ吉田正、圧巻4連発 福良監督「他の選手とスイングが違う」

[ 2018年2月25日 05:30 ]

福良監督(右)の見つめる中、フリー打撃で快音を連発する吉田正
Photo By スポニチ

 オリックス・吉田正が今春初めて1軍に合流し、圧巻の4連発で改めて大砲候補の素質を見せつけた。フリー打撃で53スイングして柵越え6本。最後の7球からギアを上げ、持ち前の力強いフルスイングから右翼席への4連発で締めた。

 「状態は悪くない。毎年、勝負の年と思っています。やれることをしっかりやる。ベストを尽くすだけです」

 打撃練習では終盤まで中堅から逆方向への打球を徹底して繰り返すことでスイングを確認。昨季途中から取り入れたルーティンで、「(最後は)強く打ちにいって、バットをインサイドアウトで出して回転を使いながら。いい感じで打てている」とうなずいた。

 昨年11月に手術した腰を考慮して今春は慎重に2軍で調整。見守った福良監督からも「他の選手と比べても(スイングが)違う」と太鼓判を押された。25日の紅白戦には「3番・左翼」で初実戦を予定し、「チームとしては優勝。個人では打撃部門のタイトルは獲れれば獲れるほどチームの勝ちにつながるので」と力強かった。 (湯澤 涼)

続きを表示

2018年2月25日のニュース