阪神・藤浪、新フォーム好感触 OP戦は「打者との対戦が課題」

[ 2018年2月25日 08:30 ]

藤浪は打撃投手を務める
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 阪神・藤浪が新フォームに着手した。25日の中日戦(北谷)でのオープン戦初登板に備えてブルペンで投球練習。歩幅を狭めていたセットポジションでさらに左足を少し開き気味にして構えた。クイック投法を含めて51球を投げ、カーブ、スライダー、カットボール、フォーク、ツーシームの変化球も一通り確認。「バランスが取りやすいし、右足に体重が乗りやすい。いいボールも何球かあったし、悪くないのかなと思った」と一定の手応えをにじませた。

 今春は試行錯誤の日々を過ごしてきた。1月の米国自主トレでカーショーからヒントを得た“両手を頭上に掲げてセットに入る動作”を取り入れ、今回もう一つの変化を加えた。金村投手コーチは「足を上げやすいポジションにした。しっくりきている。これで落ち着くのかな…と思う」と終着点が見えてきたことを示唆した。

 25日は実戦でも新フォームを試すとみられ、先発で3回を予定。「打たれることもあるかもしれないが、投球の組み立てだったり、真っすぐやカットボール以外でもカウントを取れたり、打者との対戦が課題になる」とテーマを掲げた。

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