西武カスティーヨ 2月に驚異の158キロ「もっと早くなる」

[ 2018年2月25日 05:30 ]

練習試合   西武1―7ロッテ ( 2018年2月24日    春野 )

3回を無安打無失点の好投を見せた西武先発のカスティーヨ
Photo By スポニチ

 サッパリ?いえ、バッチリでした。西武の新外国人右腕・カスティーヨが、ロッテとの練習試合に先発。3回を無安打2四球4奪三振で無失点に抑え、2月としては驚異的な158キロも叩き出した。

 「直球はもっと速くなる。160キロまでは近づけるようにしたいね。確実にもっと速くなると思います」

 2回2死で、打者は井上。2ストライクからの3球目、あからさまにギアを上げた。空振りを奪った外角低めは球場表示で149キロも、ネット中継では158キロを計測。来日直後、2年前に103マイル(約166キロ)を出したと豪語した片りんを見せた。球場表示の最速152キロを基準にしても、17日の紅白戦で計測した149キロからアップ。国内最速だった日本ハム・大谷(エンゼルス)の165キロ超えも期待される。

 ドミニカ共和国出身で、人懐っこいキャラクター。前日は単身で、高知市内の宿舎近くの理容店へ向かった。身ぶり手ぶりで希望を伝えて、散髪に成功。「座って最初の5分は凄くドキドキしたよ」と丸刈りに近いサッパリした頭を撫でて笑った。10年ぶりのV奪回には、投手陣の充実が不可欠。「まずまずじゃないですか」と辻監督を安心させた対外試合「散髪無安打」デビューだった。 (春川 英樹)

続きを表示

2018年2月25日のニュース