ロッテ重光オーナー代行が退任 韓国で贈賄罪に問われ実刑判決

[ 2018年2月24日 05:30 ]

オーナー代行を退任した重光昭夫氏
Photo By スポニチ

 ロッテは23日、臨時株主総会と取締役会を開き、重光昭夫オーナー代行(63)の退任を発表した。本人から代表権とオーナー代行職返上の申し出があった。取締役として球団にとどまる。新たなオーナー代行にはロッテホールディングス(HD)取締役の河合克美氏(65)が就任した。

 重光氏は91年にオーナー代行に就任。千葉への本拠地移転やボビー・バレンタイン監督の招へいなどに尽力し、チームを人気球団に育てた。自身は韓国ロッテグループの会長職にもあったが、今月13日に韓国前大統領の朴槿恵(パククネ)被告に絡む国政介入事件で贈賄罪に問われ、ソウル中央地裁から懲役2年6月の実刑判決を受けて収監。同21日にロッテHDの代表権を返上した。野球協約上はオーナーなどに資格審査規定はなく、対応はロッテ球団に一任されていた。

 河合新オーナー代行は「身が引き締まる思い。マリーンズがさらに強く魅力的で“夢と勇気”を提供できる球団であり続けるよう、力を注ぎたい」とコメントした。

続きを表示

2018年2月24日のニュース