大リーグ機構 試合球を“完全統一化” 各球団に一定環境での保管を指示

[ 2018年2月24日 10:56 ]

かごに入った大リーグ公式球 (AP)
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 スポーツ・イラストレイテッド誌(電子版)など米国の複数メディアは23日、大リーグ機構が今季に使用する試合球について、各球団に対して温度と湿度が一定に管理された部屋で保管するよう指示したと報じた。

 温度と湿度に関しては、これまで各球団の裁量で決められていたが、今季はシーズンを通じてリーグ側が定めた数値に統一されるという。

 この試合球の“完全統一化”は、昨季に急増した本塁打(史上最多のシーズン合計6105本)が影響しているとのこと。リーグ側は決して試合球に手を加えていないと否定していたが、シーズン中は「飛ぶボール」が話題となっていた。

 また、一部の投手からは指にマメができる、縫い目が低く不均等で投げにくいといったボールへのクレームも聞かれ、NBCスポーツ(電子版)は、そうした声に対応する狙いもあるのではないかと伝えている。

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