阪神ドラ3熊谷 実戦初安打&初打点「ホッとしました」

[ 2018年2月23日 05:30 ]

阪神の熊谷は2回、実戦初打点となる右前適時打を放つ
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 初もの尽くしだ。阪神の安芸キャンプに参加しているドラフト3位の熊谷(立大)が22日、西武との練習試合に「1番・遊撃」で出場し、待望の初安打を放った。両打ちに挑戦中で、本来の右打席で輝いた。1回は左腕・佐野の初球140キロを積極的に振り、50メートル5秒8の快足をいかして遊撃内野安打をもぎとった。「結果を怖がらずいけた。ホッとしました」。2回は2死一、二塁の好機で143キロの直球を右前へ。初適時打で初打点も付いた。

 プロ選手として初のキャンプを1軍で迎え、紅白戦と練習試合を合わせた4度の実戦で6打数無安打。第4クールを終えて降格を言い渡された。20日から合流した安芸では居残りで打撃練習に取り組むなど悔しさを汗で流し、最初の実戦で結果を出した。初安打で出た際には果敢に二盗を試みて失敗。初盗塁は逃しても矢野2軍監督に「積極性があった」と認められた。残り3打席は左打ちで凡退。「勉強になった」と表情を引き締めなおした。(水口 隆博)

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2018年2月23日のニュース