オリ田嶋、2失点も収穫 実戦初登板で新人離れの“余裕”

[ 2018年2月23日 05:30 ]

3回から登板の田嶋は2回を4安打2失点
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 オリックスのドラフト1位左腕、田嶋(JR東日本)が22日の紅白戦で実戦初登板し、“余裕”を感じさせる2回4安打2失点で発進した。打者の反応やストライクゾーンの確認にテーマを置き、最速148キロで3三振を奪って実力の片りんを見せた。

 「結果にはこだわっていませんでした。思っている以上にファウルにならないこと、(左打者の外角)ストライクゾーンの狭さが分かったことが収穫」

 3回から登板して計41球。ボールが半数近い19球を数えて2四球を与えた点も“確認”だったと思えば、やはり新人離れしている。マレーロ、伊藤に連続適時打を浴びた一方、同じ新人で左打者の福田(NTT東日本)をスライダーで空振り三振し仕留めるなど光る投球もあった。

 福良監督も「十分。あれだけの真っすぐが投げられるからね」と評価。今後は27日からの「みやざきベースボールゲームズ」を経てオープン戦へ。「やれることをやって結果を残していきたい」と次を見据えた。(湯澤 涼)

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