打者・大谷に追い風 本拠右翼フェンス本塁打境界線3メートル下降

[ 2018年2月22日 05:30 ]

フリー打撃する大谷
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 「打者・大谷」に追い風が吹いた。エンゼルスは20日(日本時間21日)、本拠エンゼルスタジアムの右翼フェンス上部の本塁打境界線(イエローライン)を10フィート(約3メートル)下げると発表。中堅、左翼と同じ8フィート(約2・4メートル)に統一される。数年前から計画され、ビリー・エプラーGMは「打者にも投手にも公平な環境を生み出すことができる」とした。

 左打者の大谷にとっては本塁打が出やすくなる。一方で「投手・大谷」にとっては不利に働くが「基本的にはあまり意識せずにやりたい」と淡々と話した。フリー打撃では21スイングで3本の柵越え。同僚の投手が登板した際にも打席に立ち、バットを振ることはなかったが「生きた球を見るだけで練習になる」と語った。(テンピ・柳原 直之)

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2018年2月22日のニュース