元ダイエーのゴセージ氏 ヤンキースキャンプに招かれずGM批判「好き勝手やる男」

[ 2018年2月13日 10:35 ]

リッチ・ゴセージ氏 (AP)
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 ヤンキースはチームOBのリッチ・ゴセージ氏(66)を今季キャンプの臨時コーチとして招へいしないことを決めた。ヤンキースの放映権を持つYESネットワークが12日に伝えた。

 ゴセージ氏といえば、歯に衣を着せぬ過激な発言で有名。今回の決定についても納得がいかない様子で、人事権を持つキャッシュマンGMを「大嫌い。好き勝手にやる男だ」と批判した。また、今日のコーチングスタイルにも矛先を向け、「今のコーチは指導者というより、選手のお友達にならなければならない」と毒ついた。

 たいそうご立腹だが、自身の不用意な発言が災いした可能性もある。昨季のヤンキース春季キャンプでゴセージ氏はチームの功労者でもあるマリアノ・リベラ氏について、「1イニングしか投げない投手。自分の現役時代はクローザーが数イニング投げていたので、比較にすらできない」と吐き捨てていた。

 ゴセージ氏はメジャー22年間で通算310セーブをマーク。ヤンキースには1978年から83年までの6年間と89年の計7シーズン在籍した。2008年に米国野球殿堂入り。90年には日本のプロ野球、ダイエー(現ソフトバンク)でもプレーし、28試合の登板で8セーブという成績を残した。

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