楽天オコエ 3年目はひと味違う?紅白戦3安打発進

[ 2018年2月12日 05:30 ]

楽天紅白戦   白組4―4紅組 ( 2018年2月11日    久米島 )

紅白戦の初回無死、オコエが右翼線に安打を放ち、快足を飛ばして二塁へ
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 楽天・オコエが今季初の実戦となった紅白戦で唯一の3安打と気を吐き、1軍定着へ猛アピールした。

 白組の「1番・右翼」で初回に森から右翼線二塁打。西巻の二ゴロの間に三進すると、銀次の中犠飛で“チーム初得点”を記録した。「実戦の間隔は空いていたが、入りとしては悪くない」と振り返り、梨田監督も「打撃は良かった」と評価した。

 5回には1歳後輩の藤平と「ドラフト1位対決」。初対戦でスライダーを中前にはじき返し「自分にとってモチベーションにつながる結果だった」。8回は二塁へのボテボテの当たりだったが、50メートル走5秒96の快足を飛ばして内野安打にした。

 昨年はキャンプ地の久米島に入った1月30日に胃腸炎を発症。2月1日には復帰も右手薬指の痛みを訴え、9日に手術を受けて前半戦を棒に振った。「目標は一年間1軍にいることと言い続けて、これまでできていない。今季は有言実行できるように」。3年目を迎えた今季のオコエはひと味違う。 (黒野 有仁)

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2018年2月12日のニュース