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待ってました“ミスター新井” オチ付きで1万2500人沸かせた

広島紅白戦   紅組5―4白組 ( 2018年2月11日    日南 )

紅白戦の2回2死、右前打で二塁を狙った新井(右)はセーフのポーズもアウトに…
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 サプライズで始まった新井劇場に、今キャンプ最多の観衆12500人が酔いしれた。広島は11日、今キャンプ初となる紅白戦を行い、新井貴浩内野手(41)は出場予定ではなかったが、緒方監督の提案で1打席限定で緊急出場した。高橋昂から右前打を放ち、客席からは大歓声が挙がった。

 “コイのミスター”は、たった1プレーで観衆をとりこにした。2回表、二死走者なし。紅組・会沢の打順で、なぜか一際体の大きい男がゆっくりと打席に向かった。

 「バッターは、ミスター アライ〜」

 ウグイス嬢の突然のコールに、今キャンプ最多となる12500人の観衆がドッと沸いた。出場予定のなかった新井が、一打席限定で登場。今キャンプ初となる実戦形式の打席でも、しっかりと魅せた。フルカウントから高橋昂の6球目を右前打。しかも、“暴走気味”に二塁を狙った。結果は憤死となったが、大きな拍手を浴びながらベンチ奥へと姿を消した。

 突然始まった新井劇場。実は、この“台本”を作り上げたのは、緒方監督だというのだ。関係者の話をまとめると、立ち見が出るほど集まった観客のために、指揮官が1打席限定で出場することを提案。新井も快く了承した。それだけにとどまらず、監督がスコアラーを介してウグイス嬢に「ミスター アライ〜」とアナウンスするように指示。監督自ら用意周到に演出を進めたという。緒方監督は真相は語らなかったものの、「新井が一番目立っていたね」とニヤリと笑った。新井は主役は多くを語らないとばかりに、報道陣の前に姿を見せることなく、球場をあとにした。

 もちろん、ファンも大満足。神奈川県鎌倉市から、娘に新井のユニホームを着させて観戦していた自営業の高尾和一郎さん(43)は「びっくりしました。元気な姿を見られてよかった。アウトも含めていいんじゃないでしょうか」と声を弾ませた。

 今キャンプは寒さの影響から故障を防ぐため、スロー調整を行っている。それでも、ファンのためならと一役買った。若手のアピールの舞台で、“新井さん”がさらっと主役を奪い、劇場は幕を閉じた。

[ 2018年2月12日 05:30 ]

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