10年ぶり…内川が横綱に昇進 日本野球界番付 清宮は東序の口5枚目

[ 2018年2月10日 21:39 ]

 プロ野球全選手の実力番付を決める「2017年日本野球界番付編成会議」が10日、大阪市内のホテルで開かれ、ソフトバンクの内川聖一内野手(35)が横綱に昇進した。日本人横綱は08年の現中日・小笠原道大2軍監督(44)以来10年ぶりの誕生。横綱昇進は11年の現DeNAのアレックス・ラミレス監督(43)以来のことだ。また、阪神のトップは東前頭1枚目から関脇に昇進したランディ・メッセンジャー投手(36)。15、16年の鳥谷敬内野手(36)以来の関脇となった。

 内川は昨年、7月に左手親指を骨折。9月末に復帰したがシーズン73試合の出場にとどまった。だが、クライマックスシリーズでは4試合連続本塁打するなど勝負強さを発揮した。野球界番付社の塩村和彦代表(57)は「昨年は半分ほどしか試合出場はありませんが、ケガをするまでは首位打者ペースでした。日本球界を代表する打者であることは間違いありません。成績だけでなく人間性も素晴らしい」と通算成績なども考慮しての横綱誕生となった。

 昨年のチームの順位を考慮して新人選手はランク付けされる。日本ハムの清宮幸太郎内野手(18)は東序の口5枚目、広島・中村奨成捕手(18)は西序の口1枚目となった。

続きを表示

2018年2月10日のニュース