阪神 大山 侍J入りに猛アピール 稲葉監督「いいものを見させていただきました」

[ 2018年2月7日 16:07 ]

<阪神キャンプ 紅白戦>4回表(紅)2死一塁、大山は右前打を放つ
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 阪神・大山悠輔内野手が侍ジャパン入りへ猛アピールを演じた。稲葉篤紀監督も視察した7日の紅白戦に紅組の「5番・二塁」で出場。左中間二塁打、右前打、中前打と並べ3打数3安打で、特別ルールで6イニングまでの試合ながら猛打賞をマークした。

 稲葉監督も目についた選手を問われ「今日は大山選手ですね。3本のヒット。もともと長打力には期待しているが、追い込まれながらもライト前に打ったり。いいものを見させていただきました」と真っ先に名前を挙げた。

 昨年は主に一塁ながら、三塁と外野も守り、今季はここまで二塁守備に専念している。稲葉監督は「サードもファーストももちろんできますし。国際大会において複数守れるというのは貴重。かつ打てるというね」とユーティリティ性も高く評価した。

 「こういう視察のタイミングで紅白戦があって、そこで打つという。何か縁を感じますね」と指揮官の脳裏に深く焼き付いた様子。

 また同じく代表候補で、昨年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップでも選出されていた石崎が白組の3番手で登板。2回3安打無失点だった。

 稲葉監督は「今年もパワフルで、今のところ順調そうですね」と高く評価する中継ぎ右腕の投球にもうなずいていた。

 そのほか、金本監督からは野手では中谷、投手では小野の名前を伝えられたという。中谷は白組の「4番・右翼」で出場し3打数1安打。小野は白組の先発を務め2回2安打無失点でまとめた。

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2018年2月7日のニュース