大物代理人ボラス氏 FA市場停滞で球団側を痛烈批判「がん細胞のよう」

[ 2018年2月7日 05:30 ]

ボラス氏
Photo By スポニチ

 メジャーの「大物代理人」、スコット・ボラス氏が、例年になくスローなFA市場で支出を渋っている球団側を痛烈に批判した。

 ぜいたく税や、シーズンの勝率の低い順にドラフトの優先指名権が与えられる戦力均衡策が「勝とうとしない球団ががん細胞のように増え、あるべき姿と真逆の状態を招いている」と指摘。30球団中12球団が積極的に補強していないとし、シーズンの勝利数に応じてドラフト指名選手に対して使える資金枠が増えるシステムを提案した。ボラス氏はアリエッタ(カブスからFA)を筆頭に、現在FAの大物選手を多数顧客に抱えている。

続きを表示

2018年2月7日のニュース