大物代理人がメジャーFA市場停滞非難声明、キャンプ不参加も

[ 2018年2月4日 05:30 ]

ドジャースからFAとなっているダルビッシュ(AP)
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 エンゼルス・大谷も契約する米代理人事務所CAAスポーツの野球部門のボロディ・バンワゲネン共同代表は2日(日本時間3日)、大リーグFA市場で消極的な経営者側を非難する声明を出し、選手によるキャンプのボイコットを示唆した。

 「選手は怒っている、いや激怒している。キャンプのボイコットが出発点になるかもしれない。犠牲を払ってでも勝利を得る」と同代表。例年になくFA市場が停滞し、ダルビッシュ、上原ら、120人以上が未所属という異常事態。原因の一つに経営者側の共謀の可能性を指摘した。80年代後半には年俸総額高騰を避けるため、FA選手獲得自制の共謀が発覚した経営者側が、FA選手たちへ2億8000万ドル(当時約420億円)も賠償させられたケースもある。

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2018年2月4日のニュース