涌井 ロッテ残留へ 希望のメジャー契約届かず…キャンプ前に決断

[ 2018年1月28日 05:30 ]

ロッテの涌井
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 ロッテから海外FA権を行使し、メジャー挑戦を表明していた涌井秀章投手(31)が残留することが27日、分かった。29日にも発表される。

 今季FA市場は極端に動きが遅く、マイナー契約の打診はあったが、希望のメジャー契約は届かなかった。待ち続ける選択肢もあったが、宣言残留を容認し、残った場合の条件提示までしてくれたロッテへ義理を果たす意味でもキャンプ前の決断となったようだ。

 松本尚樹編成部長は「(涌井から)まだ、連絡はない」としながら「メジャーは彼の夢だった。ただ、球団としては戦力だし、エース」と残留ならばチームの中心と明言。07、09、15年と3度の最多勝に輝いた右腕の残留は何よりの補強となった。

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2018年1月28日のニュース