筒香結婚 今春年上の一般女性と 夏ごろ第1子誕生「喜びと責任」

[ 2018年1月28日 05:30 ]

報道陣の質問に笑顔がこぼれる筒香
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 DeNAの筒香嘉智外野手(26)が27日、今春に結婚することを発表した。お相手は年上の一般女性で、すでに同居生活をスタートさせている。さらに、今夏にも第1子が誕生予定であることも報告。リーグ優勝を狙うチームでは主将を務め、侍ジャパンでも4番に指名されている。チームでも家庭でも、頼れる「大黒柱」になる。

 横須賀の2軍施設で行った自主トレ公開を終えた筒香から、球団を通じて「サプライズ発表」があった。「私事ではございますが、かねてお付き合いしていた女性と今春結婚いたします」。報告はこれだけではなかった。

 「本年中に父親になります。新しく家族が増えることに喜びと責任を感じています」

 人生の伴侶に選んだ最愛の女性のおなかには、新たな命が宿っていた。出産予定は夏ごろ。愛する家族のために、夫として父としてさらなる活躍を誓う「決意表明」だった。

 このオフは、横浜高の後輩である乙坂らと関西地方でトレーニングを積んできた。この日も、遠投やフリー打撃などを黙々とこなした。「良い時間を過ごせた。シーズンまで少し時間があるので最高の準備をしたい」。走攻守の全てでレベルアップを求めている。

 ラミレス監督は開幕から筒香を3番で固定する方針だ。昨季は打率・284、28本塁打、94打点、得点圏打率・326だったが、今季は「3割、30本、100打点、得点圏打率・340」のノルマを課された。「期待に応えたい」としながらも「数字は追わない。チームが勝つためにやって、シーズンが終わって良い数字が出ていれば」とあくまでもチーム打撃に徹する。

 追い求めるのは98年以来20年ぶりのリーグ優勝&日本一だ。昨季は3位からCS突破し、日本シリーズに進出。「それが近くなっている実感が湧いている。キャプテンとしてチームがいい方向に行くように、みんなのことを考えてやっていく」と力を込めた。

 侍ジャパン・稲葉監督からの信頼も厚い。3月にオーストラリアと対戦する強化試合では4番に指名されている。「子供たちに野球を好きになってもらえるように全力でプレーをしたい」。球界を代表し、野球の素晴らしさを伝えていくという使命感も抱いている。

 理想のリーダー像について筒香は「正解は分からないけど、成長にゴールはない」と答えた。パートナーとはゴールインするが、「家庭・DeNA・侍ジャパン」の大黒柱として向上心が尽きることはない。(重光 晋太郎)

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