広島・美間 左キラー三塁定着だ 昨季2軍で大躍進

[ 2018年1月25日 05:30 ]

宮崎県日南市の宿舎に到着した美間
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 “左キラー”となって三塁争いに殴り込みだ!広島・美間優槻内野手(23)が24日、先乗り合同自主トレ参加のため他の20選手とともに春季キャンプ地の宮崎県日南市の宿舎に到着し、「打撃でアピールするだけなので。何とか1軍に定着したい」と闘志を燃やした。

 15年以来の1軍キャンプ参加へ向けた“助走”。昨季は1軍未出場でも定位置争いに食い込む策はある。「左の時だけでもいいのでレギュラーとして出たい。三塁で出たいというのが一番ですね」。昨季三塁で出場を増やした安部、西川はともに左打者。右打者として存在感を発揮すれば、左腕戦でのチャンスは増えるはずだ。

 昨季も2軍では9、10月に打率・490という好成績で月間MVPに輝いた。好感触をつなげるためオフはフォーム修正に着手。構えた際のグリップの位置を顔から肩のラインにまで下げ、西武・中村を参考にするなど試行錯誤を繰り返した。

 「今は自分の感覚を大事にしている。これまではフォームが大きくなったり、余分な動作があった。投手の球をまだ打っていないので、キャンプでそこが固まってくれば…」。3年ぶりに呼ばれた1軍キャンプ。勝負をかける形は定まった。(河合 洋介)

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2018年1月25日のニュース